今月のコラム「すべては一つ、一つはすべて」

「すべては一つ、一つはすべて」

世界にはいつも、

見えているものと、

見えていないものがある

今この瞬間、哀しみの中にいる人もいれば喜びの中にいる人もいる

今この瞬間、許しの中にいる人もいれば怒りの中にいる人もいる

今この瞬間、苦しみの中にいる人もいれば、解放の中にいる人もいる

“それ”はいつも感情の渦が織り成す“わたし”の中にも、ある

高鳴る胸の鼓動と共に足を踏み入れた意気揚々とした“わたし”の中に、恐れと不信の“わたし”が同居している

駄々を捏ねるような稚拙な“わたし”の中に、したたかさな“わたし”が同居している

癒しの中にいる“わたし”のなかに、自立の放棄を求める依存心の“わたし”がいる

誉め称える“わたし”のなかに、優越感と劣等感が同居している

現れている事象には

見えていない事象がある

陽があって陰になる(が現れる)

陰があって陽になる(が現れる)

陽と捉えるから陰と認識する

陰と捉えるから陽と認識する

ネガを否定することはない

ポジを肯定することもない

評価があることで

陰となる“それ”も

陽とする“それ”も

色濃くなる

無意識下で知らず知らず評価している

“無意識”に、だ

現れた“それ”を、

ただ“観る”



mikke!

みつける・とらえる・つながる  誰も特別じゃない。誰もが特別な存在。 誰もが表現者であり、誰もが自由に自分を創造できる。 空の下 誰もが みな輝く主人公。 みなが主人公として「好き」をする自分に還り、心地よく、自分の意志で自由に楽しく生きられる優しさだけの世界に。 We are in the Circus World! ノベルセラピー、表現アートセラピー、 ソウルナビゲーション、イメージワーク