なまえ『ある上司との再会』
『ある上司との再会』
今月・・社内において、通常業務に加え所属外のプロジェクトやグループから少々引っ張りだこになっています。末まで毎週のように司会やらファシリテーターやら講師やらをさせてもらっています。こどもの夏休み、個人活動も重なっててんやわんやです。
でも、ものすごく有り難い・嬉しいことで、その「シゴト」に愛をもってできる以上、一瞬一瞬を、精一杯したいです。
先週、弊社主催のイベントがありました。
その時に、ある方と再会しました。
その方は、5年前に勤めていた組織の上司です。お会いしたのはそれ以来。
息子はまだ2歳でした。一度落ちたある資格の勉強も応援してくれいましたし、息子の入院に、自分の病気の発覚・・入院、手術・・、本当にご迷惑とご心配をかけ、いつも見守ってくれていた上司です。
自分の挑戦したいとう思いで受験し転属が叶い、転属後すぐに資格を取得しました。その上司にすぐ報告すると、後日ご丁寧に、お祝いのお手紙を送ってくださいました。
その手紙は今も大事にしています。
再会したとき、5年越しにようやく手紙のお礼を直接伝えることができました。「頑張っとん?前に仕事で見かけたけど忙しそうやね」「はい、頑張っています!今はどちらの所属なんですか?」など会話をしてすぐにその上司が・・
「〇〇くんは元気にしとん?」
息子の名前です。
「え、覚えているんですか?!!」
5年ぶりに会った人の子供の名前がすぐに出せるって、すごいなぁ・・と、ただただ感動しました。
私は失礼ながら、その上司のお子さんの名前を思い出せませんでした。
この数週間、
会社のトップから「〇〇は夏休み満喫しとる?」
同じグループの60代の人から「〇〇は夏休みの工作とかしとんか?」
尊敬する上司から「〇〇くん、夏休みは児童クラブどう過ごしてる?」
親である私以外の人に、息子の名前を呼んでもらったことが何度もありました。
こんなに嬉しいことはありません。
そこに愛情を込めて呼んでくれています。
息子からすると、自分の全く知らない人が、自分の全く知らないところで、自分の名前を、可愛がって呼んでくれている・・
きっと、
誰もがそうやって生きてきています。
自分の知らないところで、
自分の名前が響いた瞬間がある。
本当に、愛に溢れていて、素晴らしく、美しいことだと思います。
対面できてなくとも、あらゆる形で出会ってくれているすべての人に心から感謝したいです。
息子・・、
あなたは、あなたの知らないところで本当にたくさんの人に愛されている。
たくさんの愛情を、たっぷり受け取ってね。
その愛情から生まれた愛を分け与える、優しいひとになってください。
愛に、愛ある人間(ひと)に、祝福を!!!
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