母と一緒に。

母と一緒に。 

天気もよくて。

お昼に母を誘おうと電話すると。

母の声は出だしから涙声で。

その姿は想像ができた。


「買い物あるやろ?天気いいしお昼外で食べん?」

すっかり誘いにのらなくなってしまった母も、

珍しく今日は「いいね」と言った。

買い物の用事があるから都合をつけやすかったのだろう。


父のことを話すと涙が止まらなくなる母。


でも今日は、

母が泣く前に私が泣いてしまった。

最近自分自身について「母親としての自信」をなくしていた。

母親として自分を責めまくっていて、そのことを話した。

母は制止せず聴いてくれていた。

思っていることを話す最後、

言いたくない不安な気持ちを口にしようとしたとき、

私から出る言葉と、ぐちゃぐちゃな気持ちを察したのだろう。

口にする前に母が泣きながら私を励ました。


ほんの一瞬、

自信を損ねて不安だった感情が救われた。


母とはその後、

父のことや生活のことを話し、

スーパーで買い物をした。

母の買い物かごに、お魚やお肉も入っていることに安心し、

父へお供えするものも見えて、心の中でたくさん微笑んだ。


息子。

こんなに大切なのに、

反省の多い母親で。

息子をたくさん愛そう。

息子をちゃんと観よう。


たくさん、

息子と笑おう。

ありがとう、母さん。


父が残したたくさんの花たちは、

母の希望になっているようだ。

ありがとう、父さん。

mikke!

みつける・とらえる・つながる  誰も特別じゃない。誰もが特別な存在。 誰もが表現者であり、誰もが自由に自分を創造できる。 空の下 誰もが みな輝く主人公。 みなが主人公として「好き」をする自分に還り、心地よく、自分の意志で自由に楽しく生きられる優しさだけの世界に。 We are in the Circus World! ノベルセラピー、表現アートセラピー、 ソウルナビゲーション、イメージワーク